ポーランドで住居を探す 契約までの注意点

ポーランドで住居を探す 契約までの注意点

ポーランドで住居を探す

弊社では、駐在員の方が住まわれるラグジュアリーな物件を扱っています。
そのような物件での注意点などを書いていきたいと思います。

駐在員の方の場合、主に、2通りで物件を押さえられます。
1)出張時に前もって物件を確認して、契約をされておく
2)駐在で実際に赴任されてから、ホテルに住まわれながら物件を見学し、すぐに住める物件を契約される

1)のメリットは、じっくり時間をかけて物件を選べることです。
そして、労働許可証を取られたら、その住所に向けて引っ越し準備を始めることが可能です。
デメリットは、その物件にまだ住んでいる人がいない限り、予約するためには、
契約を交わして、保証金を支払わなければなりません。
つまり、実際に赴任されるまでの期間も家賃を払うことになります。

2)のメリットは、すぐに住める物件なので、契約したらすぐに居住されるため、
余分な予約のコストは必要になりません。
デメリットは、時期によって、良い物件が少ない場合があります。

私の事務所では、これまで日本人の駐在員やご家族の物件を扱ううえで、集めてきた経験から、皆さんができる限り新築物件を好まれる傾向があると見ています。
私のデータベースにある大家は、多くが多数の物件を所有している大家です。
この方々は常に新しい投資をしているので、今買ったばかりの物件で、今ちょうど内装を施しているというような物件もあります。
弊社で企業の駐在員の方々に探している時、探し始めた時にデータに出ていなくても、大家と話をするうちに、ちょうどその駐在員の方が来られる時期に内装が終わりそうな物件も出てくることがよくあります。
そういう場合は、もうそこに住まわれることを決定されるとしたら、その物件の家具など、必要なものを取り揃えてくれることもあるので、非常に良いです。

また、日系企業の駐在員の皆様の場合、様々な国で引っ越しを何度もされているので、できるだけ物を現地で買いそろえることを控えたいと思われる傾向があるようです。
私のほうでは、そのような要求もよく理解しますので、大家と様々な家具や家電の購入の交渉もしています。
このような交渉は、私がこれまでその大家と良い関係を築いてこれた事から可能な事ですが、これは私がお手伝いさせて頂いた駐在員の方々が、そのような物品を帰国まで丁寧に扱ってくださった事からできることだと思っています。

さて、物件を決めていくうえで、気を付けておきたいポイントがあります。
2)のケースで、すぐに入りたいからすぐに契約に移りたいという場合は問題が少ないのですが、見学から契約サイン・保証金の支払いまでに時間がかかる場合、リスクがあることを、お伝えせねばなりません。
ポーランドの物件は、予約という事は、一般的にできません。
手付金を支払うという事もできない訳ではありませんが、習慣が他の国とは違うので、少しややこしい話になります。
ポーランドの物件を確実に予約するには、契約書にサインをし、保証金を支払うことで完了します。つまり、予約と言っても、実際に契約をすることになるのです。

これまでに、2度ほど、次のようなケースがありました。
日本人駐在員の方がとても気に入られた物件があり、大家と契約書の内容を遣り取りしていましたが、駐在員の方側で契約書の内容を確認するのに時間がかかっていました。
そんな中、ある日、アメリカの某企業の役員の方が、その物件を見て、とても気に入られ、見学されたその場で契約書にサインをして、保証金を現金で置いていかれたのです。
しかも、契約内容が、日本人の方が2年契約に対して、アメリカ人の方が5年契約でした。
大家は、申し訳ないと謝って、私達のほうに断りの連絡を入れてこられました。
残念ながら、このような時は、あまり方法がありません。
良い物件ほど、あっという間に次の候補が現れてしまいます。

少し話がそれますが、
ポーランドで物件の賃貸契約を交わすために、労働許可証もビザも必要ありません。
パスポートだけで契約が可能です。
つまり、物件を借りるための、ステータスは特に必要ありません。

 

 

 

 02.01.2021